桐朋学園音楽大学演奏学科ピアノ科卒業後、オーストリーの国立ウィーン音楽大学に2年間留学。帰国後、ソロリサイタル、室内楽、伴奏など幅広く活躍する。現在は積極的に教育活動に専念し、浦和と高崎において多数の生徒を育て、日本及びヨーロッパの音大に送っている。現在ピアニストとして活躍している教え子も少なくない。2001年からは2年に1度、ドイツミュンヘンを中心にミュンヘン音楽大学のミヒャエル・シュナイト教授と共に若い生徒たちのための「ジュニア・ミュージック・サマーセミナー」を主宰している。また生徒のために、歌舞伎や文楽など日本の文化を学ぶ勉強会や、ドイツ、オーストリアなどの音楽大学の教授を招いてのマスタークラスを行っている。これまで、様々なコンクールの審査員を務めるほか、長年にわたり高校の音楽コースにてピアノの指導に当たっている。
オーストリア国立ザルツブルグモーツァルテウム音楽大学及び同大学大学院ピアノ演奏科を共に最優秀の成績で卒業。G・ケルン氏に師事。留学中ウィーン・インターナショナル・サマーアカデミーにおいて、ピアノコンチェルトソリストオーディションに合格しシンフォニエッタ・バーデンと共演。2017年夏にはザルツブルグ・インターナショナル・サマーアカデミー特別マスタークラスにて、フランス大統領エマニュエル・マクロン氏及びオーストリア連邦首相クリスティアン・ケルン氏歓迎演奏に選ばれショパンの前奏曲を演奏する。これまでにミヒャエル・シュナイト、ドミニク・メルレ、オリヴィエ・ギャルドン、アボ・クユムジャン、パスカル・ロジェ、ミヒャエル・シェーファーの各氏のマスタークラスに参加。
2014年から2017年の間、スイスに拠点を置くモーツァルト・アンサンブルのメンバーとして、オーストリア各地でソロ、室内楽の演奏活動を行う。
第43回及川音楽事務所新人オーディションにて最優秀新人賞を受賞。
またドイツ語にも堪能でモーツアルテウムインターナショナル音楽アカデミーをはじめ、多くのマスタークラスの通訳の他、トーマス・フォイクト著、「ヨナス・カウフマン テノール」の日本での出版に際してドイツ語原文の翻訳に携わる。
現在、コンサート活動をしながら後進の指導にあたっている。