先日、5教室合同勉強会を行いました。開始早々、マイケルのリズミカルな音楽でステップを踏み始めましたが、慣れない場所で、少し緊張している様子の子どもたちにとっては、アップテンポの音楽をかけたことで返って裏目に出てしまった?かもしれませんが、後日、生徒のYちゃんが、あの時の曲を気に入ってくれたのか、誰の曲か教えてほしいと言ってきたので、安堵しました。早速ググってみるとのことでした。(笑) 音楽にのって身体を動かした後は、自己紹介。もちろん単なる自己紹介ではなく、リズム遊びを取り入れた自己紹介です。 ランダムに用意したリズム譜を選んでもらい、それぞれをつないでみたり、つながったリズムをみんなで叩いたりしながら、拍子や拍感について学びました。 その後、リズム伝言ゲームをしたり、歌を歌いながら長調と短調についての違いを感じたり(具体的に何が違うのか、までを踏み込んで勉強し)最後は全員でカノンを歌ったりというかなり盛り沢山な内容でした。 下は年長さんから上は四年生までの生徒さんが一堂に集まり、日頃のレッスンでは中々味わえない雰囲気の中で、楽しく学べたことでしょう。 後半は高学年以上の生徒さんを対象に、音階や調性の話、三和音、転回形などを勉強しました。そして最後に、グループにわかれリズムアンサンブルをして大いに湧きました。 こちらも日々のレッスンではなかなか伝えきれない内容をみなで実践しながら共有できたことがよかったですね。 高崎の森では、5教室それぞれに通う生徒さんたちに向けて、合同で学ぶ機会を設けています。「〇〇先生の生徒」ではなく、どの生徒さんも5人で見守っていきたいからです。専門的に学ぶ、趣味として勉強したい、どのような目的の方においても同じように、音楽を好きな気持ちを育み、表現する喜びを感じ、そしてそのためのお手伝いができたら、そう私たちはいつも考えています。 藤原 記