その後すっかりご無沙汰してしまいました。
このブログを読む気満々になってくださっていた方がいらしたら(多分生徒さんやおうちの方々・・・が多いかも?) 本当にごめんなさい。
3月の発表会は皆とっても頑張ってくれました。勿論同時にそれぞれに次なる課題も見つかったと思います。また更にいい演奏を目指して頑張りましょう!
実は3月の発表会が終わってすぐ、オーストリーはザルツブルクに参り1ヶ月ほど滞在してきました。
当地ではモーツアルテウム音楽大学の学生たちの日常に混じって(!)、毎日のようにレッスンを見学したり、スチューデントコンサートや試験を兼ねた卒業リサイタルを聴いたり、また教授によるベートーヴェン・チクルスを聴いたり・・・と、音楽漬けの毎日を過ごしてきました。私にとっては色々と勉強になり、またいい意味で考えさせられる事も多くありました。
丁度イースターフェストでフェストシュピールハウスでは、サイモンラトル率いるベルリンフィルや、今をときめくテノール、ヨナシュ・カウフマンまで聴けるというおまけつきで、沢山の刺激をうけることが出来ました。
私たちの夢を実現するべく立ち上げた「高崎の森」の今後に、これらの経験を生かしていきたいと思っています。
また少しずつ向こうで思った事など書いてみようと思います。
ところで、私の留守のあいだ、恵先生が小学生のレッスンとソルフェージュを一手に引き受けてくれました。皆とても頑張っていたと聞いています。
小学校の頃って1ヶ月会わないとその成長振りにびっくりさせられる事が良くありますよね。
久しぶりに会った小学生たちは体も心もちょっぴり大人っぽくなって、何よりピアノの音が明らかに違ってきていました。
一年前には指を動かす事にすっかり気をとられていたみんなの中に、「いい音」を聞き分けるセンサーのようなものが間違いなく育ってきているのを感じています。
そしてその「良い音」が出せた時の、「力の抜けた気持ちの良い手や腕の状態」とはどんな感じなのかが理解されてきて、体にしみこみ始めているのを感じています。
(ただし、まだ見張っていないと・・・ですけれどね。笑)
中学生や高校生も発表会を経験した事でとても成長しました。
この頃「☆☆ちゃん、なんだかとっても頑張り始めたぞ・・・」と思わせられる事が良くあります。
そんな時、先生って最高に嬉しくて幸せを感じるものなんです。
(「それって私のことかも・・・・」って皆が思っているかもしれませんね。笑)
この発表会効果が出来るだけ長く効き目をあらわしてくれているといいな~~
種井
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