コツコツした練習を進んでやれるようにするには・・・
→音楽が、そしてピアノが大好きな子供にする。
ピアノが大好きな子供にするには・・・
→面白くて楽しいレッスンをする!
でも!!楽しいだけじゃない。練習はちょっと苦しいところもある。
だから、小さい時は、ここで少しでも頑張れたら、沢山褒めてあげる!!(ここでピカピカシールが威力を発揮!)
そして、ちょっぴり大変な練習もあるけれど、自分の力で乗り越えられた時、自らの成長を子ども自身が発見して、とっても嬉しくなって、
「じゃ もうちょっとやってみよう!」と思えることが重要!!
そして頑張ってもっとやってみたら
「わあ 最近何だか気持ちよく弾けるようになって来たぞ! 新しい譜読みも前よりも早くできるようになったみたい。もっともっと頑張って色々な曲がひけるようになりたいなあ。」
子ども自身が自らの成長を楽しみに出来るようになったら、もう周りが何も言わなくても自分で頑張りだすものです。私たちは時々「向かうべき正しい道」から外れないように見守りながら、背中を少し押してあげるだけでいいんです。
これは、ことピアノ以外でも言えることではないでしょうか?
要するにピアノにしても、様々な学習にしても
「子供が、少し難しい課題も自分の力で克服してゆく事に大きな喜びを感じるようになってゆくように導く事」
これが私たち教師に課せられた使命と思います。
現に、長年のレッスンを通じて思う事ですが、子供がピアノで成果が出だし時、学校での学習の成果も同時に上がってくる・・・ということが多いのです。
最近、小学生たちが急に集中力、忍耐力、持久力などがついてきて、自分の力でやり遂げる事の楽しさに目覚め始めた事を感じさせてくれるようになりました。
先週のレッスンのあと
「分かってきてくれてるな。」 「頑張り始めたな。」
「軌道に乗り始めているな。」
私は心の中でニヤニヤしながらこう思いました。
帰る時「じゃ、また来週まで頑張ってきてね! さよ~なら!」
といいながら、これからの彼らの成長を本当に楽しみに思いました。
種井
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