今年は、生徒さんたちの頑張りに感激した夏でした。
小学生の生徒さんに関して言えば、ついこの間1年生でイロハのイからピアノを始めたМちゃんとSちゃんが早くも4年生になりました。
特にこの夏ぐらいから2人ともとっても大人っぽくなってきて、時々ハッとするようないい音を出してくれるようになりました。
恵先生と進めているソルフェージュの授業の成果も目に見えて感じられるようになってきています。
曲が転調したとき「ここから何調ハウスにお引越ししているかな?」
と訊くと、パッと答えられるようになってきました。
3年生の初めころだったでしょうか。それぞれの親御さんが、「そろそろレッスンの時は一人で先生のお話が聞けるように、私は送り迎えだけしようと思います。」と言われて、それ以来二人とも一人でレッスンを受けていますが、いつの間にか難しい譜読みも自分でどんどんやってくるようになりました。
勿論そうは言ってもおうちでの練習の時は、間違いなくおうちの方の助け舟や、励ましの言葉が力になっていることと思います。これからもいっぱい励まして応援してあげてくださいね。
6年生のT君は小学3年生の時に私がレッスンをお引き受けして2年半が経ちました。
今までピアノが嫌いにならないように、比較的のんびりペースで、「まず楽しく!」を優先してレッスンを進めてきました。
でも6年生になったこの間の4月、「小学校最後の学年だから何かコンクールにチャレンジしたい。」と言い出したので、「結果はともあれ、何か目標を作ってそれに向かってチャレンジすることはとてもいいことだよ。」・・・と群馬県ピアノコンクールを受けることをすすめてみました。
ところがそれからの彼の頑張りにはびっくりでした。(あの、いつもソルフェージュのレッスンでふざけすぎて、私に雷を落とされているTくんが・・・!)
そして見事予選に通過!!
同じく6年生のNちゃんも毎回の私の「面倒くさい、注文の多い!」レッスンを、嫌な顔一つせずに頑張ってついてきてくれました。
ピティナピアノコンペティシヨンの一つ学年の上の級に2か所で予選通過。
残念ながら全国大会にはいかれませんでしたが、暑い中本当によく頑張ってくれてとても感心しました。
その他春からの何人かの新しい生徒さんを迎えて、日々レッスンが進んで行きます。
みんながお玄関に入ってきて「こんにちは~!」という楽しそうな声の中に、「今日もレッスン頑張るぞ~」というメッセージが聞こえて嬉しくなる私・・・・
子供って、頭も心も、そして筋肉も関節もやわらか~いんです。
そしてものすごい速度で成長しているんです。
だから一生懸命になった時の何かを吸収する力もすごいんです。
暑かったけれど、みんなの成長と頑張りを目の当たりにしてとても嬉しい
夏休みでした。
※ 高校3年生のAさんもとても頑張って、群馬県ピアノコンクール予選に通過しました。本選は10月21日です。皆応援してあげてくださいね。
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コンクールについてはいろいろ思うことがありますが、また後日書きたいと思います。
種井
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