ローマン先生はもともとこの湖のほとりの広大な土地にお住まいがありましたが、のちに若い音楽家が勉強できるようにと考えられて現在の宿泊施設とホールを造られたそうです。(ホールは中地下に造られている)
貸していただける方は限られているようですが、ホールには新しいスタインウエイのピアノが入っており、レッスンには毎日このホールをお借りできるということです。
何という恵まれた私たちでしょう!
翌日から、午前3人、午後3人のレッスンが連日続きました。
別室にアプライトピアノ1台、ほかにシュナイト先生が持ってきてくださった電子ピアノを置き、順番が次にあたっている生徒は必死で練習、それ以外のものはレッスンを聴講します。
前にも書いたとおり、シュナイト先生のレッスンは沢山のユーモアが散りばめられていてとても楽しく、聞いているものを飽きさせません。
4時過ぎにレッスンが終わると、先生は奥様や娘さんと近くの池に泳ぎに行ったり、ミニハイキングに出かけたり・・・・本当に家族を大切にされる良きパパでもあるのです。
そして私たちは目の前の湖を囲む遊歩道を散歩したり、街に出て買い物をしたり、それでも完全に暗くなるのにはまだまだ何時間もあるんです。充実した2週間が過ぎていきました。
種井
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