ピアノ教室「高崎の森」冬の勉強会が、12/26(木)群馬シンフォニーホール中ホールにて行われました。
前半では、小さい生徒さんによる演奏会を行い、後半は『音楽の歴史』について学び、1600年~今日までの歴史を振り返りました。
私たちはピアノを弾くとき、楽譜だけにとらわれて演奏してしまいがちです。しかし、クラシック音楽で重要なことは、作曲家がどのような思いで曲を作ったのかを知ることです。時代背景を知ることや奏法を習得することにより、演奏に説得力が増し、心から音楽を楽しむ事が出来るからです。
会では、音楽の起源から始まり、バロックから古典、ロマン、近現代に至るまで、種井先生が各時代の説明を行いました。各時代の説明の後には、数曲、生徒さんに演奏していただき、各時代の特徴をみんなで共有しました。
1600年前後、王侯貴族や教会の雇われ音楽師だった作曲家たち、市民が力を持つ契機になった1789年のフランス革命、産業革命、ナショナリズム運動・・・およそ400年という歳月の中で、音楽がどのように変化していったのかを、時代の流れを追いながら楽しく学ぶ事が出来たのではないかと思います。
今回の勉強会で学んだことにより、生徒たちの演奏がどのように変わっていくのかとても楽しみです。
[藤原]