昨年末(12月26日)の「高崎の森」冬の勉強会は、おかげさまで大変盛会のなか無事終わることが出来ました。
出演した22名の生徒さんは、下は5歳から上は中学2年生まで、全員がとても頑張っていい演奏をしてくれました。
夏の勉強会からわずか半年ですが、みんなが確実に成長していることを実感しました。
特に小学校高学年~中学1,2年のころは、心と体の成長が如実に音に表れ始める時です。
それぞれ これまで小さい時から培ってきた基礎的なテクニック(日々コツコツと何年にもわたり積み重ねてきた技術)がしっかりと浸み込んだ腕や指が、体の成長にも後押しされて、とてもいい音を出し始めていると感じました。
また心の成長と共に、ただ譜面に書かれている音を並べるのではなく、「ピアノに何かを語らせたい」「ピアノの音に託して自分の思いを伝えたい」という気持ちが、皆の中に芽生えてきていることも感じられ、大変嬉しく思いました。
(小さい生徒さんは、ですからその日を楽しみに、これからも「少しだけれど先生に言われたことを思い出しながら、毎日必ず練習する」ことをがんばってくださいね。)
また、当日は少しですが「音楽の歴史」についても学びました。今後のピアノの勉強にきっと役立ってくれることと思います。
いま新たな年を迎え、皆がまた新たな意気込みをもって勉強してくれています。
久しぶりに5月に行われる発表会では、それぞれがさらに成長した演奏を聴かせてくれることだろうなあ・・・と思うと本当に楽しみです。
もう一つ嬉しいことには、最近私たちの教室に興味をもって一緒に勉強したいと入室してきてくださる生徒さんがとても増えています。
ピアノ教室「高崎の森」を発足させてからもうすぐ3年になろうとしていますが、私たちの目指しているものが少しずつ皆さんに理解していただけて、広がりを見せてくれていることを実感して大変嬉しく思っているところです。
これからも私たちは「高崎の森」を、ますます充実した楽しい学びの場になるよう大切に育てていきたいと思っています。
種井