11月3日、シンフォニーホール中ホールにおいて、高崎の森・勉強会「楽しい連弾の会」がありました。
いつもハノンやエチュード集、バッハなど、どちらかと言うと真面目なお勉強ための曲をたくさん弾かなければならない皆さんですが、今回はプログラムにジブリやディズニー、サウンド・オブ・ミュージック、ハリー・ポッターなどのナンバーが並びました。
ポップな和音や、シンコペートされたリズムが新鮮で、(また、だからこそ子供には難しい部分もあり)とても勉強になったのではないかと思います。
ピアノと言う楽器は普段一人で演奏することがほとんどですが、人と合わせるということは、お互いに相手の音をよ~く聴き、その音に自分の音をバランスよく溶け込ませることが大切になります。そうしないと「独りよがりの演奏」になってしまうおそれがあります。相手のことをいつも考えながら演奏することの難しさ、そしてそれがうまくいった時のアンサンブルの楽しさを知って欲しい…と言うのが今回の会を企画した趣旨です。
合わせの練習のためにレッスンの時間を調整するのは簡単ではなく、合唱の伴奏を引き受けている生徒さんも多かったため練習が充分間に合うのかドキドキしましたが、先生との連弾、生徒同士の連弾、またソロもまじえ皆楽しく弾ききることができたと思います。
当日は沢山のお客様に来ていただき、後半には先生方もペアを組んで、大河ドラマ「真田丸」のテーマ曲やピアソラのリベルタンゴなどを演奏し盛り上がりました。